きのこの旬はいつ?
2023/01/26
スーパーで一年中見かけるきのこですが、旬があるのをご存じでしょうか?
日本だけでもきのこの種類は多く、食用きのこだけで50~100種類あると言われます。
今回は、代表的なきのこの旬についてご紹介します。
きのこの旬とは?
きのこには、大きく分けて野生のきのこと人の手により栽培されるきのこの2種類があります。
主にパッケージに記載されており、目にされる方も多いのではないでしょうか。
このうち、野生のきのこの旬は以下の通りです。
9~11月
この時期に旬を迎える代表的なきのこには、松茸や舞茸・しめじなどがあります。
しめじにはぶなしめじと本しめじがあり、属性や大きさが異なり同じではありません。
本しめじや松茸は天然のものしかないため、非常に貴重なきのこと言えるでしょう。
特に国産の松茸は減少傾向で、近年は輸入されたものが増加傾向にあります。
また野生の舞茸の旬は9~10月ですが、希少価値が高く「幻のきのこ」と呼ばれます。
限られた場所でしか発生しないため、多くは生産地で消費されほとんど流通しません。
春(3~5月)と秋(9~11月)
和食に欠かせない椎茸は、私たちにとってもなじみ深いきのこの一つです。
菌床栽培と原木栽培の2種類の栽培方法があり、菌床栽培の椎茸は年間を通して流通しています。
原木栽培の椎茸は春と秋が旬となり、特に春に収穫される椎茸は干し椎茸に加工され多く出回っています。
また野生に近い環境で育てられるため、旬の時季には椎茸本来の香りと旨味を味わえるでしょう。
まとめ
野生のきのこや原木栽培のきのこの旬は秋が多く、その時季に食べることでより香り高い本来の風味を味わえます。
しかし市場に出回るきのこの多くは、菌床栽培によるもので季節を選ばず手に入れることが可能です。
旬の時期にはきのこを取り入れた料理を食べて、秋の味覚を楽しみましょう。